転職を考えたときに、スカウトを活用する方も多いのではないでしょうか。
最近では「自ら探して応募する」だけでなく、「企業からのスカウトを待つ」というスタイルも主流になっています。
ですが、実際にスカウトの活用をしているけど、なかなかスカウトが来ない…という話をよく聞きます。
今回は、転職サイトのスカウトをより多くもらうための、簡単なコツを紹介します。ぜひ参考にしてみてください!
そもそもなぜスカウト採用が流行っている?
以前は応募者に企業を見つけてもらい応募を待つということが多かったですが、近年の人手不足や売り手市場の影響によって、見つけてもらうのを待っているだけでは採用ができない状況になってきています。
そのため、企業側がマッチする求職者を見つけて、声をかける、PRをして応募に繋げる、という一連の対応が必要になり、転職サイトに登録している方にスカウトをする、ということが当たり前になりました。
実は新卒も同じような状況になっていて、就活中の学生に話を聞いた時には、スカウトをくれた企業から選んでいる、自分では探さない、という話もあり、自分の時とは大きく変わったと思いました…。
スカウト経由で応募するメリット
スカウト経由で応募することのメリットも考えていきましょう。
パッと思いついただけでも色々とあります。企業から求職者にアプローチがある状態からスタートできるのが特徴です。スカウト専用求人や書類選考スキップ、必ず面接、のような通常選考と比べて優遇が得られる場合もあります。
より多くのスカウトを受け取ることで、メリットを得ながら選択肢を増やしていけます。
スカウトを増やすために、どのような事ができるか見ていきましょう。
①定期的なログイン
企業はスカウトを送信するときに、必ずと言っていいほど、最終ログイン日の確認をします。極端な例にはなりますが、最終ログイン日が1日前と1年前だと、1日前の求職者の方が転職意欲があり、スカウトを読んでくれるだろう、と思えますよね。
企業も無駄なスカウトは送信したくないと考えますので、直近数日以内や1週間以内にログインしている方にスカウトを送るのが基本になっています。
なので、プロフィール登録して放置するのではなく、最低でも数日以内にログインをする、可能であれば毎日ログインしましょう。
スカウトを主流にしている企業は1日以内にログインしている人にしか送らない、という話も聞いたことあります。
②プロフィールの更新
転職サイトやスカウトサービスの機能により異なるのですが、直近で職務経歴等のプロフィールを更新した求職者をピックアップして企業側に表示されたり、検索時に上位に表示されることがあります。
企業に見つけてもらいやすくする、ということもスカウト増やす取り組みになります。
③スキルや職歴は書けるだけ書く
当たり前ですが、企業がスカウトを送信する際に、求めているスキルとマッチしているかをスカウト送信の判断としています。
登録されている情報が多ければ多いほど、企業はマッチしている部分を探して、スカウトを送るようにしています。逆に簡素で情報が少ない場合は、マッチしているかの判断がつかないため、スカウトを送らないという判断になってしまいます。
箇条書きでも良いので、業務に携わった年数や使用した技術、成果などを書き出すようにしましょう。
④転職意欲の高さをアピール
転職サイトやスカウトサービスによりますが、転職意欲の高さを登録することができます。転職はまだ先と考えているものの、マッチする会社からのスカウトは受け取りたい、と思われている場合は、転職意欲は高い、で登録しておきましょう。
もし、登録欄がない場合は、フリー入力の最初に転職時期や意欲などを書いておくと良いかと思います。
企業もすぐに採用したい場合にスカウトを使うケースがあるため、転職意欲が高い求職者にスカウトを送る動きがあります。
⑤スカウトへの反応
スカウトに返信したり、応募をすることで、最近動きのあった求職者として、企業側に表示されやすくなることがあります(転職サイトやスカウトサービスによって異なる)。
もちろん興味のある企業に対してで問題ありませんので、まずは企業の情報収集という目的でスカウトに反応してみてください。
スカウトには「カジュアル面談をしましょう」と書かれていることも多いので、スカウトを増やすためとスカウト企業を知るために面談も積極的に予約してみましょう。
スカウトを最大限活用しましょう!
スカウトのメリットやスカウトを増やす方法について書いてきました。既に登録されている方もいると思いますので、まずはログイン、プロフィールの更新をしてみましょう。
スカウトを最大限活用し、今回の転職をより良いものにしていきましょう!