【新卒】内定承諾後に就活を続けるのはOK?人事目線で解説

【新卒】内定承諾後に就活を続けるのはOK?人事目線で解説

就活で内定をもらい、「とりあえず承諾したけど…」とモヤモヤしていませんか?

  • もっと他の企業も見ておきたい、他の企業が気になってきた…
  • 入社して本当に大丈夫かな…
  • 周りはまだ就活を続けている…

実は、多くの就活生がこのような悩みを持っています。

今回は、人事として就活生を数多く見てきた筆者が、「内定承諾後に就活を続けるのはOKか?」という疑問に、リアルな視点で書いていきます。

内定承諾後に就活を続けるのは大丈夫、ただし注意点あり!

まず結論になりますが、

内定承諾後でも、就活を続けることは可能です。

(色々と言われていますが)法律上の拘束力があるわけではなく、承諾書にサインをしても、「絶対に入社しなければならない、入社しないの罰せられる」ということにはなりません。

ですが、就活を続けるにはいくつかの注意すべきポイントもあります。

内定承諾後に辞退されたら人事はどう思う?

シンプルにショックです。

一つの内定を出すために、他の応募者を断る必要があったり、配属計画を立てたりと大きなリソースを割いています。

人事がショックを受けることには変わりないのですが、以下のような対応をしてもらうと、「誠実な方だった、ぜひ入社して欲しかった」のような好印象で終えることも可能です。

  • 可能な範囲で他社に入社を決めた理由を伝える
  • できるだけ早めに連絡をする
  • メールもしくは電話で丁寧に伝える
  • 感謝の気持ちもしっかり伝える

「もう関わることもないし」と思わずに、対企業ではなく対ひと(人事)という観点での対応をしてくれると嬉しいです。人事目線としては、「辞退したい」と言われたときに、もう引き留めることはほぼ不可能と分かっていますので、せめてお互い気持ちよく終われるようにしたいです。ポイントは「辞退されること」よりも「どんな辞退の仕方だったか」です。

内定承諾後に就活を続けていいケース/やめた方がいいケース

続けていいケース

  • 他社と比較検討して納得した上で入社を決めたい
  • 就活当初より価値観が変わり、別の業界に興味が湧いている
  • 内定企業に強い違和感や懸念がある

やめた方がいいケース

  • なんとなく周りに流されているだけ
  • 既に承諾企業への入社準備(書類提出等)が進んでいる
  • 就活を「逃げ」の手段にしている

内定企業承諾後に就活を続けるときに気をつけたい3つのこと

自分の就活の軸を明確にする

感情で動くのではなく、「何を優先したいのか」を整理することは忘れずに。

辞退をするなら、誠意を持って早めに伝える

辞退のタイミングには、早ければ早いほど好印象です。
「もっと早く連絡しようと思ってましたが…」というのは、相手に通じません。

就活継続を企業に伝える必要はない

承諾企業に「実は就活を続けています」と伝える必要はありません。(義務もないです)
ただし、何かあったときにすぐに対応ができるよう、準備やすべきことは把握しておきましょう。

人事からのアドバイス

内定を承諾したのにモヤモヤする理由の多くは、「比較できていないことによる不安」です。

  • 本当にこの会社がベストなのか?
  • 自分が選んだ理由はなんだったのか?
  • 内定が出た喜びの勢いで承諾していないか?

就活の終わりは、「自分自身で納得して決断できた」と思えることが重要です。何が正解かを考えることは難しいですが、他の誰かのためでもなく、人事のためでもなく、自分自身の未来のために後悔のない選択・決断をしてください!

もし、1人で抱え込んでいる悩み等があれば、SNSお問い合わせからお気軽にご連絡ください。

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