【新卒】エントリーシートの自己PRって何書けばいいの?人事からのアドバイス

【新卒】エントリーシートの自己PRって何書けばいいの?人事からのアドバイス

エントリーシートを書くとき、毎年多くの就活生がつまづくのが「自己PR」の欄。

「何を書けばいいのかわからない…」「自分の強みって何?」「そもそも自己PRってアピールになってるの?」

そんな悩みに、現役人事の視点からアドバイスをお届けします。実は、自己PRには「これだけは押さえておきたい」3つのポイントがあります。

STEP1:まずは自己分析で「強み」を見つける

自己PRの最初のステップは、自分の「強み」を知ること。

いきなり「自分はリーダーシップがあります!」と書き始めるのではなく、まずはこれまでの経験を振り返って、自分がどんなときに力を発揮してきたのかを整理しましょう。

おすすめの自己分析方法
  • 過去の成功体験を5〜10個書き出す
  • 周囲からよく褒められることを思い出す(他己分析)
  • モチベーショングラフを作成し、自分の原動力を知る

この段階で「継続力がある」「工夫して改善するのが得意」「周りを巻き込みながら進め、成功したことがある」など、自分なりの強みが見えてくるはずです。

自己分析と一緒に業界研究やキャリアセンターに相談するなど、就活の準備をスタートしていきましょう。こちらの記事も参考にしてください。

STEP2:強みを裏付けるエピソードを用意する

強みが見えてきたら、次は「なぜそう言えるのか?」を証明するエピソードを用意しましょう。

「継続力がある」
 ▶︎毎日3年間ブログを更新した経験

「工夫して改善するのが得意」
 ▶︎バイトで作業効率を改善し、売上が上がった経験

「周りを巻き込みながら進め、成功したことがある」
 ▶︎授業のグループワークで、リーダーとして全員から意見を出してもらい、最後の発表も成功させた

人事は、「この人は本当にその強みがあるのか?」を見ています。そのため、エピソードはできるだけ具体的に、「どんな場面で」「どんな行動をし」「どんな成果が出たか」を意識して書くのがポイントです。

面接でも深掘りされますので、面接対策はこちらの記事を読んでみてください。

STEP3:強みをどう活かしていきたいかを伝える

最後に、自分の強みを「企業でどう活かしたいか」を伝えることで、自己PRが「未来志向」になります。

たとえば
  • 「貴社の○○の業務でも、私の継続力は活かせると考えています」
  • 「チームで課題解決を進める場面で、私の粘り強さが役立ちます」

ここが抜けていると、「結局この人を採用するとどうなるの?」という疑問が残ってしまいます。企業研究や職種研究と絡めて、自分の強みがどう活きるのかを一言でも添えられると、説得力がぐっと増します。

よくあるNGパターン

実際に多くのエントリーシートを見ていて感じる、よくある自己PRのNG例をいくつか紹介します。

  • 抽象的で伝わらない:「私は努力家です」だけで終わっている
  • 強みとエピソードがつながっていない:話は面白いけど、結局何が強みなの?となる
  • 自慢話だけで終わっている:成果だけを並べていて、「どう行動したか」が抜けている
  • 使い回し感がある:どの企業にも同じ文章を使っていて、具体性がない

まとめ

自己PRは、「強み ▶︎ エピソード ▶︎ 活かし方」の3ステップで整理するのがコツ。書きながら迷ったら、「これは本当に自分の良さが伝わる内容か?」と問いかけたり、他の人に話してみて感想ももらってみましょう。

就活は自分を見つめ直すチャンスでもあります。焦らず、自分らしいPRを言葉にしていきましょう!

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