エントリーシートを書くとき、毎年多くの就活生がつまづくのが「自己PR」の欄。
「何を書けばいいのかわからない…」「自分の強みって何?」「そもそも自己PRってアピールになってるの?」
そんな悩みに、現役人事の視点からアドバイスをお届けします。実は、自己PRには「これだけは押さえておきたい」3つのポイントがあります。
STEP1:まずは自己分析で「強み」を見つける
自己PRの最初のステップは、自分の「強み」を知ること。
いきなり「自分はリーダーシップがあります!」と書き始めるのではなく、まずはこれまでの経験を振り返って、自分がどんなときに力を発揮してきたのかを整理しましょう。
この段階で「継続力がある」「工夫して改善するのが得意」「周りを巻き込みながら進め、成功したことがある」など、自分なりの強みが見えてくるはずです。
自己分析と一緒に業界研究やキャリアセンターに相談するなど、就活の準備をスタートしていきましょう。こちらの記事も参考にしてください。
STEP2:強みを裏付けるエピソードを用意する
強みが見えてきたら、次は「なぜそう言えるのか?」を証明するエピソードを用意しましょう。
「継続力がある」
▶︎毎日3年間ブログを更新した経験
「工夫して改善するのが得意」
▶︎バイトで作業効率を改善し、売上が上がった経験
「周りを巻き込みながら進め、成功したことがある」
▶︎授業のグループワークで、リーダーとして全員から意見を出してもらい、最後の発表も成功させた
人事は、「この人は本当にその強みがあるのか?」を見ています。そのため、エピソードはできるだけ具体的に、「どんな場面で」「どんな行動をし」「どんな成果が出たか」を意識して書くのがポイントです。
面接でも深掘りされますので、面接対策はこちらの記事を読んでみてください。
STEP3:強みをどう活かしていきたいかを伝える
最後に、自分の強みを「企業でどう活かしたいか」を伝えることで、自己PRが「未来志向」になります。
ここが抜けていると、「結局この人を採用するとどうなるの?」という疑問が残ってしまいます。企業研究や職種研究と絡めて、自分の強みがどう活きるのかを一言でも添えられると、説得力がぐっと増します。
よくあるNGパターン
実際に多くのエントリーシートを見ていて感じる、よくある自己PRのNG例をいくつか紹介します。
まとめ
自己PRは、「強み ▶︎ エピソード ▶︎ 活かし方」の3ステップで整理するのがコツ。書きながら迷ったら、「これは本当に自分の良さが伝わる内容か?」と問いかけたり、他の人に話してみて感想ももらってみましょう。
就活は自分を見つめ直すチャンスでもあります。焦らず、自分らしいPRを言葉にしていきましょう!